監査役内藤宏氏退任挨拶
2020年(令和2年)9月7日(月)開催された週次朝礼の際に、弊社監査役として22年間務めていただきました内藤宏氏より退任のご挨拶をいただきました。
令和時代を生き抜く人生哲学
必ず道は開ける
退任挨拶全文
皆さんおはようございます。今日は大変残念なのですが、私の退任のご挨拶を申し上げるということになりました。
大変コロナの厳しい状態にあって経済界にも大きな波及を及ぼしていて、これから先大変だという矢先に何か戦線離脱をすることは、大変私も心苦しいということで申し訳ない気持ちでいっぱいでございますが。
実はこの2年位前から体調不良。具体的には、気管支炎・気管支喘息ということで医者通いをしておりまして、それがだいぶ悪化をしてきまして、咳が止まらなくなってきた。と同時に私はもっと美声だったのですが、声が枯れちゃう薬のせいで。非常に聞きづらいと思うのですが、そういうこともありましてやはり限界だなということを感じておりました。
それで社長にはもうかなり前からそろそろ後をお願いしたいということでいましたところ、社長のご尽力で大変優秀な後継ぎが見つかりました。野別さんとおっしゃいましたか。非常に新進気鋭の税理士さんということで、私以上に的確なサポートができると期待をしております。そういう意味では安心して私も会社を去ることができると考えております。
振り返りますと私が会社に入りましたのは、1998年平成10年の5月に、前社長に誘われまして、前社長は警察の幹部で警察畑では知られた方なのですが、経営については全く素人だから内藤さん頼むよと、というふうなたってのご希望がございましてお誘いがありまして、私もちょうど体が空いていたものですから、じゃあということで社長スタッフとしてお手伝いしましょうということで、今から22年前になります。
過ぎてみたら私もびっくりしているのですが、最近でこそ月にいっぺんくらいの本当にわずかな日数しか出勤していないのですが、前はかなり密に出勤しまして、二人でこの会社の基礎を、今の会社よりもっと本当に大変な時代だったのですが、そういうお手伝いをしてきたという経緯があります。
そういう意味ではまさに一言でいうと光陰矢の如し、という言葉がぴったりとあたると思うのですが、時の経つのは早いものだなというふうに改めて感じております。
その時がきたということでございますが。
最後になりますが、私から皆さま方に贈りたい言葉として、一つあります。
私の人生哲学でもありますが、どんなに苦しい場面でも時でも、必ず道はあると。そう信じてやること。ですね。
必ず道は開ける。そういう信念の基に、私は生きて参りました。
今年87歳になります。この歳まで健康でやってこれた。やはりそういう気持ちが、やはり苦のしゃばですから何かしらあると。だけど決して諦めない。ネバーギブアップですね。そういう精神で取り組むことが非常に大事だなと思いますので、皆さま方もどこか胸の片隅に刻んでいただければ大変嬉しいと思います。
今月いっぱいということでございますので、もう一回役員会がございますので29日でしたか。最後のお勤めを果たして皆さんにお別れをしたいと思っております。
最後になりますが、東関東警備保障株式会社の今後益々の発展と、社長をはじめ社員の皆さま方のご健闘お幸せを祈りまして、私の最後のお別れの言葉にしたいと思います。
長い間ありがとうございました。
2020年(令和2年)9月7日(月)
東関東警備保障株式会社
監査役 内藤宏